オンライン読書会を中止してオンラインスナックに
ああ、またブログに書かなければと思いながら後回しにしてしまいました。
先月7月5日に開いたオンラインスナック「スナック栞」についてです。
オンライン読書会を定期的に続けていこうと思って参加してくれる人を募集し始めたのですが…。
参加を希望してくださった方にはDMしましたが、今回のオンライン読書会は参加申込みが少ないため中止することにしました。
— Yukiko Madár⛅ (@saitamalily) 2019年7月2日
ただ、zoomの会議室は取ってあるので、読書会ではなく自由におしゃべりをしていただく場として開けます(過去に一度実施しています)。
ご興味のある方はDMでお問合せください。 https://t.co/lnHS0n1vi7
人が集まらず、中止することにしました。
ただ、オンラインの会議室は取ってあるからとりあえず開けておこうかなと、オンラインスナックとして同業者のおしゃべりの場にしてみました。
すると参加してくれる人が少しずつ集まって、全部で9名。
テーマを決めずにみんなで話をする、というのは準備は大変ではないのですが、その時間中に何が起こるかわからないのが少々心配なところです。
でも、同業(日本語教師)というくくりだったおかげか、ここであがる話題はだいたい参加者全員共感する部分があったり、また働く場が違って(国内・海外、日本語学校・大学、など)共感とはまた反対に知らない世界の話に興味がわいたり、といいことばかりでした。
今回特に話題になったのが、SNS(facebook、Twitter、Instagramなど)それぞれの持つ雰囲気や特徴、使われ方など。そして、勤務先では教師と学習者間でのSNS使用は禁止かOKかといったこと。
こう書くと数行のことですが、7,8人で話しているとそれぞれ違う意見や現場の話が出てきて、とても盛り上がりました。
お互い、普段ツイッターで見かけている仲間ですが、そのつながりにこうしてもう一つ関係を深める機会を作るとこんなに楽しくなるのか、という発見がありました。
当たり前ですが、短いテキストでのつぶやきを見ているだけでは、その人のほんの一部の姿しかわからないんですよね。
ビデオチャットで少し話したからといって相手のことが深くわかるわけではありませんが、ネットで友人を作っていくなら、いつもと違う方法でもやり取りしたり話をしたりしてみるといった積み重ねは大事だなと思いました。
あと、いい意味でテキトーに振舞ってくれる方が増えてきて、オンラインスナック「スナック栞」の雰囲気ができつつある気がします。
ちょっと顔を出してさっと場から抜ける方、本当にお酒を飲みながら話してくれる方、などなど。
さあ、ブログに書いたということはですね、次をそろそろ開こうと考えているところなわけです。
いろいろ試して少しずつ変えていきながら、意味はなさそうなんだけどもしかしたらちょっとはあるのかな、という活動を続けていきたいと思います。
オンライン読書会の後に開いたオンラインスナック「スナック栞」
前回のエントリ「オンライン読書会『スナック栞』前回の振り返り」の続き、のような感じです。
この読書会が2019年3月1日(金)だったわけですが、その1週間後3月8日(金)にオンラインスナック「スナック栞」というのも開いてみました。
#オンライン読書会「#スナック栞」を開いてから「オンラインで気軽におしゃべりできる機会があればいいな」という声を何度かいただきました。
— Yukiko Madár🌘 (@saitamalily) 2019年3月5日
今回、読書会なしで #オンラインスナック 開けてみます。
3月8日(金)23:30〜(日本時間)Zoomミーティングルーム
お申込、お問合せはDMでどうぞ。 pic.twitter.com/84PIVU6P6D
第1回 #オンラインスナック #スナック栞、ひとまず無事に営業終了しました。
— Yukiko Madár🌘 (@saitamalily) 2019年3月9日
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
こうするともっとよくなりそう、というポイントがいくつも見つかりました。もう少し場末感を出した方が話が盛り上がりそう、とか。
次も開きたいと思います。 pic.twitter.com/75y3qjAWyz
オンラインスナックは、おしゃべりをする会、それだけです。
ただ、皆さんお仕事が同じ日本語教師だったので、共通点はたくさんあるという集まりでした。
もし、会話が弾まなければこのトピックでという準備はしていたものの全く不要で、皆さん楽しく話を進めてくださいました。
素晴らしいキャリアをお持ちの方ばかりで、話についていけなくなったらどうしようと私は心配だったのですが、スナックらしく仕事とは少し離れた話題が中心で、中にはギャップが素敵すぎる方も。
終わってから思ったのは、私が固くなってしまって、もっと場末感を出せばよかったということです。
海外から参加の方もいらっしゃって、私もそうなんですが、(日本語で)気軽にくだらない話のできる仲間が近くにあまりいない場合にいい息抜きの時間になると思うのです。
そして息抜きによってほぐされたところで、新しい仕事のアイデアが生まれたり、足踏みしていたことがちょっと前に進んだりすれば最高。
それなら私が率先してナチュラルに場末感を出さなければ。
下品なおしゃべりの場にはしたくないのでそこに気をつけながら、なんのためにこのおしゃべりの場を設けたいのかを一つしっかり持って、やわらかーく運営していければと思っています。
今度はトピックを決めてそれに沿って、なんてやってみたいと思います。
トピックはスナック栞らしくほどほどにくだらなく。
オンライン読書会「スナック栞」前回の振り返り
今年の冬に日本語教師、日本語教師志望者向けのオンライン読書会「スナック栞」というのを始めました。
開いてみて、これはやりたいことの中で今の自分にできることとしてぴったりだと思いました。
それで細ーく継続させていこうと考えていたのに、3月の第2回でパタッと休止。
恥ずかしいですね。
家族が体調を崩していたり、開きたいと思っている金曜日に予定が入ったりして、後回しにしているうちに自信もなくしていき…。
よくある海外生活での気持ちの落ち込みなんかもあったりしたんですけどね。
春の終わり頃にようやく気力回復!先月は用事が多かったので、余裕ができるまでまた時間を置いて、
これから「スナック栞」再オープンしたいと思います。
そして、3月に開いた前回のオンライン読書会の後、それについての振り返りをメモしたままブログにまとめるのをすっかり忘れていました。
そこで、だいぶ時間は経ってしまいましたがここにまとめていきます。
3/1(金)23:30〜(日本時間)、日本語教師の #オンライン読書会 第2回を開きます。「これよかったですよ」という本を持ち寄って語る会です。
— Yukiko Madár🌘 (@saitamalily) 2019年2月15日
本についてお話をしてくださる方を4名募集します。先着順で考えています。
「聞くだけ参加」の方も数名募集します。
お問合せ、お申込はDMでどうぞ。 pic.twitter.com/4IDjTBtzPZ
オンライン読書会「スナック栞」、本日2日目(2回目)の営業を終えました。
— Yukiko Madár🌘 (@saitamalily) 2019年3月1日
9名のお客様が来てくださいました。あとは店番1名(私)。
ご来店本当にありがとうございました。
気になっていた本やそれに関するサイトなどを教えていただいて、幸せな90分でした。次回も開きます! #オンライン読書会 pic.twitter.com/dPOgBVyslD
2019年3月1日のオンライン読書会「スナック栞」で紹介された本はこちらです。
私が紹介したのはこれ。
話の途中で挙がったサイトなど
- 昔のテレビ局
参加者の皆さんからはこちらです。
1冊目
- 生の声、筆者の息遣いが聞こえるよう、さらけ出して書いている→心に残る
- 筆者は刑務所で仕事が欲しいと思っていた、これが一番苦しかった
「堀江貴文 ゼロ」で検索すると、さすがホリエモン、やっぱりたくさんの人のレビューがヒットしますね。
(主催者個人的に:レビューを読んでいきたいのですが、ネタバレが怖いので、読み終わってから辿ってみようと思います。こんなに読後の楽しみがある、ホリエモンの影響力ってすごいですね。)
2冊目
- 作者: 横溝紳一郎,柳瀬陽介,大津由紀雄,田尻悟郎
- 出版社/メーカー: 教育出版
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 35回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
話の途中で挙がったサイトなど
- むらログ2008年11月22日「田尻悟郎氏の『下手な教師とは』とWILL-SKILLマトリクス」
http://mongolia.seesaa.net/article/110023711.html
- プロフェッショナル仕事の流儀 楽しんで学べ 傷ついて育て 中学教師・田尻悟郎
http://www.nhk.or.jp/professional/2006/0907/index.html
3冊目
「目的思考」で学びが変わる?千代田区立麹町中学校長・工藤勇一の挑戦
- 作者: 多田慎介
- 出版社/メーカー: ウェッジ
- 発売日: 2019/02/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- スクラップアンドビルド、スクラップにこそ意味がある
- 最上位の目標「大人って結構素敵だ」と思える生徒に育てる
- 優先順位は、子供>保護者>教員>教育委員
- 固定担任制の廃止
話の途中で挙がったサイトなど
- 公立中学が挑む教育改革(1)「話を聞きなさい」なんて指導は本当は間違っている
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10982
https://itot.jp/interview/4716
4冊目
- 課題の分離
- 自分が変われることしか変わらない
- 承認欲求を捨てる
- 見返りを期待せず貢献する
話の途中で挙がったサイトなど
https://twitter.com/adler187027
- 『嫌われる勇気』の続編はこちら。
こうして並べてみると、日本語教師らしいラインナップです。
それでいてちょっと幅もある。
第3回オンライン読書会「スナック栞」は 2019年7月5日(金)日本時間22:30開店予定です。
プレゼントを考える月間(3/3)〜息子の誕生日パーティー〜
前回のエントリ「プレゼントを考える月間(2/3)」からの続きです。
以下の5.です。
- 4月下旬:日本へ本帰国となる友人からその旨連絡あり。帰国前に友人宅へ遊びに。その際のお土産を考える。
- 5月初め:息子の誕生日。プリスクールに持っていくバースデートリートやグッディバッグを考える。
- 5月初め:5月の最初の月曜日〜金曜日はアメリカでTeacher Appreciation Week。プリスクールからそれについてのメールが来る。先生へのプレゼントを考える。
- 5月初め:私自身にも今「先生」がいて、それはESLでチューターをしてくれているボランティアの人。彼女へのプレゼントを考える。
- 5月半ば:アメリカに来て初めて誕生日パーティーを開くことに挑戦。その際の食事などに加えて、招待する子どもたちへのグッディバッグも考える。
5. 5月半ば:アメリカに来て初めて誕生日パーティーを開くことに挑戦。その際の食事などに加えて、招待する子どもたちへのグッディバッグも考える。
息子4歳の誕生日。そろそろまわりの日本人から入ってくる情報に振り回されなくなって落ち着いてきたので、今後のためにも自分で考えるバースデーパーティーを開いてみようと考えました(正直言うと息子のためというより自分の学習のため、ごめん)。
食事は軽食を何種類か、お菓子、レモネード、アイスティー、ビール、そしてチーズケーキを輪に並べてホールケーキ風に。
軽食が軽すぎたらどうしよう、でもお菓子やケーキもたくさんあるしいいよね、など迷いながらの準備でした。
途中で豚の竜田揚げを揚げながら出したのですが、これはビールにも合うし、飲まない人もパクパク食べられるのでよかったようです。
ここでは食事のことはメモ程度に。プレゼントについてです。
パーティーの帰りに子どもたちに渡すお土産、グッディバッグの中身を1週間ほど前から考えました。
今まで入ったことがなかったパーティー商品のお店、Party Cityにも行ってみました。
浅草橋にある玩具の問屋さんを明るくしてぎゅっとまとめた感じだなーという印象(はあー、東京帰りたい…)。
ただ、ここで束になって売っている簡単なおもちゃ(1つ50セントもしない)は、グッディバッグのカサ増し用かなと思いました。
そこで、こういうときのためにちょこちょこ買いためておいた文房具やシールなどを組み合わせることにしました。
だいたい1人あたり5ドル弱でできました。
初めての誕生日パーティーはこぢんまりと楽しくできました。
私もプレイデート的にと思っていて、今回は想像どおりの形にできました。
こうして約3週間ほど、いろいろなお店を回ってお菓子、文房具、ラッピング用品やカードなどを迷いながら買い集めました。
そして、ちょっとしたプレゼントをすぐ用意できるよう常に在庫があるようにして、またそれが埃をかぶらないようときどき人に贈り物をする機会を持つことが大事だなと思いました。
実はこの在庫を適度に揃えておくことが私の新しい趣味で。
買い物に行くとカードやそこに添える折り紙やシールを見たり、またいいのがあれば買ったりしています。
そしてそこから派生していくつかのハンドクラフトにも挑戦したくなって、これもまた少しずつ調べたり材料を購入したりしています。冬の寒いときに家で作るのなんていいかな、と。
プレゼントを考える月間(2/3)〜Teacher Appreciation Week(先生への感謝週間)〜
前回のエントリ「プレゼントを考える月間(1/3)からの続きです。
以下の3〜4.です。
- 4月下旬:日本へ本帰国となる友人からその旨連絡あり。帰国前に友人宅へ遊びに。その際のお土産を考える。
- 5月初め:息子の誕生日。プリスクールに持っていくバースデートリートやグッディバッグを考える。
- 5月初め:5月の最初の月曜日〜金曜日はアメリカでTeacher Appreciation Week。プリスクールからそれについてのメールが来る。先生へのプレゼントを考える。
- 5月初め:私自身にも今「先生」がいて、それはESLでチューターをしてくれているボランティアの人。彼女へのプレゼントを考える。
- 5月半ば:アメリカに来て初めて誕生日パーティーを開くことに挑戦。その際の食事などに加えて、招待する子どもたちへのグッディバッグも考える。
3. 5月初め:5月の最初の月曜日〜金曜日はアメリカでTeacher Appriciation Week。プリスクールからそれについてのメールが来る。先生へのプレゼントを考える。
そういう習慣があるというのは知っていましたが、今まで家にいるだけだったので、今回初めて詳細を知ることとなりました。
一般的にはギフトカードなどを先生に渡すことが多いようですが、息子のプリスクールからはあるメールが届きました。
このテーマに沿って担任の先生にプレゼントしたい日に持ってきてほしいとのことです。
先生たちの好きなものについては、この期間プリスクールの入り口に先生たちの「好きなものリスト」情報ファイルが置かれるので、それを見てプレゼントを考えればいいのです。
ただ、ここで難題が。
担任の先生が2人いるのですが、そのうちの1人の「好きなものリスト」、ほとんどの項目が「なし」。
好きなスナック:スナック食べない
好きなデザート:デザート食べない
好きな飲み物:特になし
日常よく行くお店:特になし
好きなチームやスポーツ:スポーツ興味なし
答えが書かれている項目の中からプレゼントのアイデアを絞り出すこととなりました。
そして、2人の先生にそれぞれ用意できそうなのが
月(キャンディやチョコレート菓子)、木(教室で使う文房具)、金(子どもと書いたカード)かなと考えました。
その後たまたま月曜日用のキャンディを見に行ったドラッグストアでいいボディソープを見つけたので、水(リラクゼーションアイテム)も加わりました。
このドラッグストア、上記の「ない」先生の数少ないお気に入りキャンディが売られているのが近隣ではこのチェーンだけだとわかり、商品を探しに行ったお店なのでした。
と、いくつかのお店を回ってプレゼントを準備しました。
月曜日はそれぞれの先生が好きなグミキャンディ、
水曜日はそれぞれの先生が好きな香りのボディソープ、
木曜日は教室では使わないかもしれないけどかわいい付箋紙やクリップなど、
金曜日に息子と作ったカード
実は金曜日はアマゾンなどのギフトカードも添えて渡すべきかなと思ったのですが、ここまでの4日間のうち3日プレゼントを持ってきた親子はあまりいないようだったので、手書きのカードだけでいいだろうと判断しました。
一般的な「ギフトカードをどうぞ」も喜ばれると思いますが、毎日のようにプレゼントのラッピングを手伝ってそれを先生に手渡してハグしてもらう息子はとても幸せそうでした。
プリスクールのこの企画、とてもいいなと思いました。
4. 5月初め:私自身にも今「先生」がいて、それはESLでチューターをしてくれているボランティアの人。彼女へのプレゼントを考える。
最近、無料のESLへ週に2回通い始めたのですが、そのうちの1つは先生1人に学習者2人というとても贅沢なレッスンです(無料で!)。
感謝の気持ちを形にできる機会なので、一緒に教わっている人と簡単なプレゼントを渡すことにしました。
そこは教会でひらかれているESLで、先生は長年ボランティアで教えている人なので、あまり大げさにならないほうがいいかなと、クッキーやチョコレートなどをTrader Joe'sで買って紙袋に詰めました。
なんだか差し入れっぽくなってしまいましたが、喜んでくれたしよかったかな。
こちらはプリスクールとは違ってシンプルに完了。
「プレゼントを考える月間(3/3)」に続く。
プレゼントを考える月間(1/3)〜友人の帰国、息子の誕生日〜
ミシガンは冬が長くて寒いせいか、春になるとなんだかみんな活動し出すというか途端に忙しくなります(花の咲き始めるのが5月、庭仕事を始めるのもこの頃)。
私も急に忙しくなり(冬が暇すぎた)、この4月後半から5月半ばにかけて、人様にお渡しするプレゼントのことで頭の中がいっぱいでした。
その間のことをまとめておこうと思います。
- 4月下旬:日本へ本帰国となる友人からその旨連絡あり。帰国前に友人宅へ遊びに。その際のお土産を考える。
- 5月初め:息子の誕生日。プリスクールに持っていくバースデートリートやグッディバッグを考える。
- 5月初め:5月の最初の月曜日〜金曜日はアメリカでTeacher Appreciation Week。プリスクールからそれについてのメールが来る。先生へのプレゼントを考える。
- 5月初め:私自身にも今「先生」がいて、それはESLでチューターをしてくれているボランティアの人。彼女へのプレゼントを考える。
- 5月半ば:アメリカに来て初めて誕生日パーティーを開くことに挑戦。その際の食事などに加えて、招待する子どもたちへのグッディバッグも考える。
こんな感じでした。
夫婦二人で暮らしていた頃、子どもが生まれたらこのような今まで自分に関係なかった世界が身近なものになっていくのだろうなということは思っていました。それもどちらかというとネガティブな方向に。
面倒だな、と。
そして実際にこのプレゼント月間に突入するときは、ああ来月まで大変だ…、と思いました。
でも、始まってしまうとなかなか楽しくて、そして終わる頃には私には新しい趣味も生まれていました(次の次のエントリー「プレゼントを考える月間(3/3)」に書きました)。
では、プレゼント月間の1〜2.をまず振り返ります。
1. 4月下旬:日本へ本帰国となる友人からその旨連絡あり。帰国前に友人宅へ遊びに。その際のお土産を考える。
まず「ミシガン」がデザインに入っているもの、そして引っ越しなのでかさばらないもの、と考えました。
そこで近所の少しおしゃれなスーパーマーケットのトートバッグと、この辺りの大手スーパーにあった夏用の小さな防水バッグ(バッグインバッグのようなもの)にしました。
どちらもミシガン州の地図がプリントされています。
実は彼女も最近このスーパーに行ってバッグが気になっていたとのこと(このスーパーは店舗がそれほど多くない)。
やっぱりこのバッグいいよね!私も予備まで持ってる!
2. 5月初め:息子の誕生日。プリスクールに持っていくバースデートリートやグッディバッグを考える。
プリスクールでは、バースデートリートといって、誕生日の子の親がカップケーキなどを用意して持っていく習慣があります。持って行くと教室で自分の子どもの誕生日を祝ってくれます。
ただし先に先生に確認を取る必要があります。
私が言われたのは、手作りでないこと、ナッツフリーであることでした。
クラスにナッツアレルギーの子がいるので、持ち込む食品にはしっかり注意しないといけません。
近くのスーパーでカップケーキをいくつか見ましたが、「May contain traces of nuts」と表示のあるものばかり。同じラインでナッツを使っている可能性があるのでしょう。
ナッツフリーで作ってくれるベーカリーも探せばあるのですが、昼食時に簡単にお祝いしてくれる程度なので、そこまでしなくてもいいだろうと思いました。
そこで、随分と質素になってしまいますが、小分けで包装されているフルーツスナックを持って行きました。グミキャンディみたいなものです。
そして、グッディバッグ的な簡単なお土産をクラスメイト全員分作りました。
グッディバッグとは、誕生日パーティーなどを開いたときに最後にホスト側が招待客に渡す簡単なお返しプレゼントです。
グッディバッグの中身も結局フルーツスナックを何袋か入れて、子どもの好きなアニメ「Paw Patrol」のシールを1シートずつ添えました。
実は、この日クラスメイトの1人の子から特別に誕生日プレゼントをいただきました。
その日の夜に日本から持ってきた未使用のシールや文房具でお礼のグッディバッグを作って、サンキューカードを書いて翌日持って行きました。
ふーっ、プレゼントにちょうどいいものがあってよかった。
この子はうちの息子と遊ぶのがとても好きだとのことで、これがきっかけでママともテキスト(SMS)をやり取りしたりプレイデートをしたりするようになりました。
「プレゼントを考える月間(2/3)」に続く。
半年ぶりにオンラインの読書会
半年ほど前、Facebook で呼びかけてオンライン読書会を開いてみました。
終わってから、これは継続していきたい、息子がpreschool に通うようになって自分の時間ができたら形にしようと決意。
ようやく時期が来て、2019年1月25日(金)23:30(日本時間)にオンライン読書会「スナック栞」をオープンすることにしました。
私の住むミシガンでは朝9:30です。preschool へ息子を送って帰宅したところでの開店です。
この読書会は、Twitterで呼びかけました。
こんなやり方でやってみることに。
日本語教師の #オンライン読書会 をひらきます。
— Yukiko Madár(Y.マダール) (@saitamalily) 2019年1月16日
参加者がそれぞれ「これよかったですよ」という本を持ち寄って、語る会にします。バトらないビブリオバトルのようなイメージです。
本についてお話をしてくださる方を4名募集します。おおかた先着順で考えています。DMでお申し込みください。 pic.twitter.com/KCxLrFZkmP
ところで、なぜ「スナック」にしたのか。
補足です。
— Yukiko Madár(Y.マダール) (@saitamalily) 2019年1月16日
以前住んでいた所にスナックがたくさんあって、昼もカラオケとお茶とお菓子でお店を開けていました。
この読書会は参加の時間が夜の人も昼の人もいて、また、飲み物を片手に気を張らずおしゃべりする感じにしたいと思い、「スナック」としてみました。
集まってくださった方は全部で6名。
最初に、本について語るよと申し出てくれた方がお一人。
興味はあるけど…という方が何人かいらっしゃったので、初回だし日本は夜中だし、横で聞くだけの参加もぜひ(カメラもマイクもオフでOK)、と声をかけたら、4名の方が参加してくださることになりました。
やってみて、自分にとっては思った以上の収穫がありました。
- 知らなかった本を知ることができた
- 自分のしない本の読み方を教えてもらえた
- 自分が読んだ本の感想を話すと、違う視点からの意見ももらえて新鮮だった
考えの幅が広がります。
仕事に関しての勉強会や研修などは、はっきり目的を持って参加し、それに向かって抱えている問題などを解決していく、まっすぐな一本線が描けますが、この読書会では前もって考えていることはざっくりと「本について話す、聞く」ぐらいです。
そしてゴールに向かっての道も描いていない状態で歩き始めてみるのですが、終わってみるとたどり着いた地点にいっぱいのプレゼントが置かれているようなそんな感じでした。
そして、今回「聞くだけ参加」の方も募ったわけですが、話を聞きながらよかったらテキストボックスに思ったことなどを書き込んだりしてください、とお願いしたところ、会をとても盛り上げてくださって。
今後これは外せないなと思いました。
参加者さんの話を聞きながらそれぞれの本について簡単にメモを取り、終わってからそれを清書しました。
これはたまっていけば宝物になりそうです。
今後は参加者さんに予め許可をもらって、どんなことを話したか簡単にブログなどで公開した方がいいかもしれないと考えています。
会の終わり間際に参加者の皆さんからTwitterのアカウントを交換したいと提案があり、後からこちらでまとめて、DMで全員にお知らせしました。
楽しい時間を共有した日本語教師や教師志望の方同士がTwitterでつながるというのは、とてもいいですね。
読書会の後もこのようにPCの前であれこれやっていて、この作業も読書会と同じくらい楽しい時間でした。
後作業として、今回の一人反省会もしました。
以下は、自分の備忘録として載せておきます。
オンライン読書会の反省
- 参加したいが顔は出したくない人もいる。募集するときにカメラ、マイクオフでの参加(「聞くだけ参加」)もOKと明記するべき
- 聞くだけ参加の方には会の最中にテキストボックスへの書き込みをお願いする
- 会の最初に「内容についてブログに書くかもしれない」ということは伝えたので、その点はOK。ただし、何を書くかもう少し具体的に説明が必要
- 最後に写真を撮ってもいいか確認してみる。この読書会の性格からネットで公開はしない
- 最後に「参加者全員のTwitterアカウントが知りたい」との声あり。今回は終了後にDMしたが、今後は読書会の前に確認事項として入れるべき
ここしばらく仕事から離れた生活を送っていて、久しぶりに自分で企画して小イベントを開くということをしました。
今回感じたのは、よく言われることですが、準備が100%整わなくても勢いがあるうちにやってみたほうがいい、ということです。
そもそも何をするにしても100%整った準備なんて現実には難しいのではないかなとも思うのです。
だってこの読書会でも会の最中に、参加者さんからアイデアをもらったりするんですもん。
自分では思いつかなかったことだし、当然それを準備の間に入れることはできません。
進行している間に細かな軌道修正もあります。
考えてみたら、日本語の授業も同じですね。
どこまで準備したところで、そのとおりに授業が運ぶわけではありません。
授業は生き物だし、そこにいるのは人間、いろいろな個性がぶつかるところで生まれるものもあります。
準備に必要なこと。自分が会を開く目的をはっきり持つ。まずはその一点。
ちなみに私の読書会の目的は、考えの幅を広げる、です。
もう少ししたらまた開く予定ですので、これをお読みくださった方もよろしければぜひご参加ください。
Twitterのアカウントはこちらです。お問い合わせなどもDMでどうぞ。
https://twitter.com/saitamalily?lang=ja
-----2019.02.19追記-----
今回の読書会で紹介された本はこちらです。